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金属の溶接に用いられるアークとは
2018/10/06
さて、今日はこの業界で用いられている用語についてのコラムを。
アークとは、2つの電極間の放電によって形成される弧状の強い光です。
電圧を加えた電極間の電界がある値を超えた時、質量の小さな電子が中性粒子やイオンと衝突して、光のエネルギーになるプラズマの一種。
溶接に利用するアークは、比較的低い電圧で数十アンペアから千アンペア以上という大電流が流れる特徴があります。
温度は10000℃以上にもなります。
これは太陽の表面温度以上のレベルで、鉄の融点が1500℃以上であることから、鉄を溶融させるのに十分な熱量であることが分かります。
溶接速度がとても速く、適切な溶接が行われれば溶接部の強度はかなり高いものになることから、鉄系材料の溶接に多く利用されています。
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